Googleアナリティクス(GA4)の見方を初心者向けに解説!まず見るべき項目と活用方法

データを分析する

「Googleアナリティクスを設定したけれど、数字がたくさん並んでいて何を見ればいいのか分からない…」

ホームページやブログを運営している方から、このような相談をいただくことがよくあります。

Googleアナリティクス(GA4)は非常に便利なアクセス解析ツールですが、最初は専門用語が多く、難しく感じるかもしれません。

しかし、実際には初心者が毎日確認する項目はそれほど多くありません。

見るべきポイントさえ押さえれば、

  • ホームページに何人来ているのか
  • どの記事が人気なのか
  • お問い合わせにつながっているのか
  • SEOの効果が出ているのか

などが分かるようになります。

この記事では、ホームページ制作の現場でも実際に確認している項目を交えながら、Googleアナリティクス(GA4)の見方を初心者にも分かりやすく解説します。

目次

Googleアナリティクス(GA4)とは?

棒グラフが載った資料と虫眼鏡

Googleアナリティクス(GA4)は、Googleが無料で提供しているアクセス解析ツールです。

ホームページやブログに設置すると、訪問者がどのような行動をしたのかを数字で確認できます。

  • 今日は何人ホームページを見たのか
  • どのページが人気なのか
  • スマホとパソコン、どちらから見られているのか
  • Google検索から来たのか、Instagramから来たのか
  • お問い合わせフォームまで進んだ人は何人いたのか

など、ホームページの現状を詳しく分析できます。

ホームページは作って終わりではありません。

「公開した後に改善を繰り返すこと」が成果につながるため、その判断材料となるのがGoogleアナリティクスです。

Googleアナリティクスを確認する目的

パソコンを見て考える女性

「アクセス数が分かるだけなら必要ないのでは?」と思う方もいるかもしれません。

しかし、本当に知りたいのはアクセス数ではありません。

重要なのは、「なぜ成果が出ているのか」「なぜ成果が出ていないのか」を分析することです。

  • ブログ記事は読まれているのに問い合わせが来ない
  • Instagramからはアクセスがあるのに購入につながらない
  • サービスページだけほとんど見られていない

このような課題は、Googleアナリティクスを見ることで見つけられます。

最初に確認したい「ホーム」画面

Googleアナリティクスを開くと最初に表示されるのがホーム画面です。

ここでは、

  • 今日のアクセス数
  • 過去7日間の推移
  • リアルタイムの利用状況
  • 人気ページ

などを簡単に確認できます。

毎日チェックするなら、この画面だけでも十分です。

リアルタイムレポートとは

どんな機能?

「今この瞬間」にホームページを見ている人数を確認できます。

  • SNSで投稿した直後
  • ブログ公開直後
  • 広告配信後

などに確認すると効果が分かります。

見るポイント
  • 現在のユーザー数
  • 閲覧されているページ
  • 利用地域
  • 流入元

リアルタイムで反応が見えるので、施策の効果測定に役立ちます。

Googleアナリティクス(GA4)のイベント数とは?

イベントとは、ユーザーがサイト内で行った行動のことです。

  • ページを見た
  • スクロールした
  • ボタンを押した
  • 外部リンクをクリックした
  • お問い合わせを送信した
  • 動画を再生した

これらすべてが「イベント」として記録されます。

つまり、イベント数=サイト内で行われた行動の総数です。

例えば1人のユーザーが

  • 3ページ閲覧
  • 2回スクロール
  • 1回リンククリック

すると、イベント数は6になります。

そのため、イベント数が訪問者数より多いのは正常です。

① ユーザー数

ユーザー数とは、「ホームページを訪れた人数」のことです。

例えば、1人が10ページ見ても、ユーザー数は「1人」です。

アクセスが増えているか確認する際は、この数字を見ましょう。

ユーザー数が増えている場合

  • SEOの効果が出ている
  • SNS投稿が見られている
  • 広告の効果が出ている

可能性があります。

ユーザー数が減っている場合

検索順位が下がったり、ブログ更新が止まっていたりすることも考えられます。

まずは1週間ごと、1か月ごとの推移を見る習慣をつけましょう。

②ページビュー(PV)(page_view)

ページビューとは、「ページが表示された回数」です。

例えば、1人が

  • トップページ
  • サービス紹介
  • ブログ

を見た場合、PVは3になります。

PVが多いページは人気コンテンツと考えられます。

表示回数(Views)とユーザー数の違い
  • ユーザー数:訪問した人の数
  • 表示回数:ページが見られた回数

③セッション

セッションとは、ホームページへ訪問してから離脱するまでの一連の行動です。

例えば、ホームページへ来て → サービスを見る → 料金を見る → お問い合わせ

これで1セッションになります。

セッション数が増えている場合は、訪問数が増えていることを意味します。

session_start

サイトへ訪問した回数です。

例えば、午前中に訪問して夜にもう一度訪問なら2セッションになります。

first_visit

初めて訪問したユーザーです。

新規ユーザー数の参考になります。

user_engagement

ユーザーが一定時間サイトに滞在すると発生します。

GA4では

  • 約10秒以上閲覧
  • ページ遷移
  • コンバージョン

などがあるとエンゲージメントとして判定されます。

つまり、「ちゃんと読んでくれた」可能性が高いユーザーです。

scroll

ページを90%までスクロールすると記録されます。

つまり最後まで読まれた可能性があります。

例えば100人見た記事で「scroll:80」なら約8割が最後まで読んでいることになり、かなり良い記事と言えます。

逆に100人見た記事で「scroll:10」なら最初で離脱している可能性があります。

click

外部リンクをクリックした数です。

  • アフィリエイトリンク
  • SNS
  • YouTube
  • 他サイト

などです。

内部リンクは通常含まれません(カスタム設定をしない限り)。

④人気ページを確認する

GA4では、「どのページが一番見られているか」を確認できます。

ここを見ることで、

  • 人気記事
  • よく読まれているサービスページ
  • 離脱が少ないページ

などが分かります。

人気ページはさらに情報を追加したり、関連記事へのリンクを設置したりすることで、サイト全体の回遊率向上につながります。

⑤流入経路を見る

ホームページを訪れた人が「どこから来たのか」を確認する項目です。

代表的な流入経路は次の4つです。

【Organic Search(自然検索)】

GoogleやYahoo!で検索して訪れた人です。

SEO対策の成果を見る際に最も重要な項目です。

【Organic Social】

InstagramやX、FacebookなどのSNSから訪れた人です。

SNS運用の効果を測ることができます。

【Direct】

URLを直接入力したり、ブックマークからアクセスした人です。

リピーターが多いサイトでは、この割合が高くなる傾向があります。

【Referral】

他のホームページやブログに貼られたリンクから訪れた人です。

紹介記事や提携サイトからの集客状況が分かります。

流入経路を見ることで、「どの集客方法が効果的か」を判断できます。

④ デバイスを見る

訪問者がどの端末を使っているかも重要なデータです。

現在は、多くのホームページでスマートフォンからのアクセスが6〜8割を占めています。

もしスマホ利用者が多いのに、

  • ボタンが押しづらい
  • 文字が小さい
  • ページ表示が遅い

といった問題があると、多くのユーザーが途中で離脱してしまいます。

実際にホームページ制作でも、パソコンだけでなくスマホ表示を優先して設計するケースが増えています。

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⑤ コンバージョンを見る

コンバージョンとは、「成果」となる行動です。

ホームページの目的は、アクセスを集めることではありません。

最終的な目的は、

  • お問い合わせ
  • LINE登録
  • 商品購入
  • 予約
  • 資料請求

などの成果につなげることです。

Googleアナリティクスでは、これらをコンバージョンとして設定できます。

例えば、

1,000人がホームページを見ても問い合わせが1件しかない場合は、導線や内容を改善する必要があります。

逆に100人しか訪問していなくても10件問い合わせがあれば、とても成果の高いホームページと言えます。

イベント数だけではなく、「成果につながっているか」を確認することが大切です。

「量」ではなく「内容」を見ることが重要です。

ブログ運営者が毎日確認したい指標

毎日すべてを見る必要はありません。

まずは次の項目をチェックする習慣をつけると、改善につながりやすくなります。

スクロールできます
項目見る理由目安・チェックポイント
ユーザー数何人来たか前日・前週との増減を見る
表示回数(Views)記事が何回読まれたか人気記事を把握する
平均エンゲージメント時間読まれているか短すぎる記事は改善候補
エンゲージメント率満足度の目安50%以上を目標にする
スクロール(scroll)最後まで読まれたか割合が低ければ導入文や構成を見直す
流入経路どこから来たか検索・SNS・直接流入の割合を確認する
キーイベント成果につながったかお問い合わせや登録数を確認する

数字を見るだけでは意味がない

Googleアナリティクスで最も大切なのは、数字を眺めることではありません。

数字から「原因」を考え、「改善」につなげることです。

例えば、

「ブログ記事はたくさん読まれているのに、お問い合わせページはほとんど見られていない」

という結果だった場合、

記事の最後にサービスページへのリンクを追加したり、LINE登録ボタンを設置したりすることで改善できるかもしれません。

また、「スマホユーザーの離脱が多い」という場合は、画像サイズや表示速度を見直すことで改善につながる可能性があります。

このように、Googleアナリティクスは「ホームページの健康診断」のような役割を果たしてくれます。

ブログ改善につなげる見方

Googleアナリティクスは「数字を見ること」が目的ではなく、「次の改善につなげること」が大切です。

例えば、

  • 表示回数は多いのにエンゲージメント時間が短い → タイトルと本文の内容にギャップがないか確認する。
  • スクロール率が低い → 冒頭文を改善し、結論を先に伝える構成を試す。
  • エンゲージメント率は高いのに問い合わせが少ない → CTA(お問い合わせボタンや導線)の位置や文言を見直す。
  • 検索流入が多い記事 → 関連記事への内部リンクを追加し、サイト全体の回遊率を高める。

このように見直すべきポイントを確認して日々改善するようにしましょう。

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Googleサーチコンソールとの違い

初心者が混同しやすいのがGoogleサーチコンソールです。

役割は大きく異なります。

Googleサーチコンソールは、「検索される前」のデータを見るツールです。

  • どんなキーワードで検索されたか
  • 検索順位は何位か
  • 表示回数はどれくらいか
  • クリック率は何%か

などを確認できます。

一方、Googleアナリティクスは、「ホームページに来た後」の行動を分析するツールです。

両方を組み合わせることで、「検索された理由」と「訪問後の行動」の両方を把握でき、より効果的な改善につながります。

まとめ

Googleアナリティクスは、ホームページやブログを成長させるために欠かせないツールです。

最初からすべての機能を覚える必要はありません。

まずは、

  • ユーザー数
  • 人気ページ
  • 流入経路
  • デバイス
  • コンバージョン

この5つを定期的に確認することから始めましょう。

数字を確認し、その結果をもとに記事を改善したり、導線を見直したりすることで、ホームページは少しずつ成果につながるサイトへと成長していきます。

Googleアナリティクスは「数字を見るためのツール」ではなく、「ホームページをより良くするためのヒントを見つけるツール」として活用することが成功への近道です。

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